膵臓がんステージ4からの原発消失、肝転移消失、腫瘍マーカーの正常化
膵臓がん 63歳 男性
膵臓がんステージⅣ、肝転移の患者さまです。抗がん剤+プレシジョン免疫療法で、原発と肝転移が消失。腫瘍マーカーも正常値にまで改善しました。
診断名:膵臓がんステージ4(肝転移)
経過:
膵臓がんの進行のため手術はできず、抗がん剤(ジェムザール+TS-1)を開始。2コース行ったところで進行は停止。その後、抗がん剤の副作用が出てきたため、投与量を減らし、プレシジョン免疫療法(樹状細胞ワクチン療法)を開始しました。
費用:
樹状細胞ワクチン療法(約280万円/セット(7回))
副作用・リスク:
プレシジョン免疫療法の副作用は基本的にほとんど認められることはありませんが、未知の副作用等が起こる可能性は否定できません。以下に、可能性のある副作用等についてお示しいたします。
樹状細胞ワクチン療法)
成分採血時:めまい、吐き気(迷走神経反射)、口の周り・手足のしびれ等
細胞培養時:培養時の細菌等の汚染等
ワクチン接種時:注射部位の発赤、皮疹、発熱