子宮平滑筋肉腫(再発)、8年間再々発なし
子宮平滑筋肉腫 50代 女性
再発子宮平滑筋肉腫の患者さまです。薬剤師の方で、再々発の予防目的で当グループの免疫療法を選び、開始されました。
免疫療法開始後8年間再発はなく、現在も半年に一回の治療を継続されており、毎年フルマラソンに参加されているほど、お元気にされています。
診断名:再発子宮平滑筋肉腫
既往歴:肺腺がんステージ1
経過:
20XX年9月:子宮筋腫を患っており、子宮全摘を施行。病理の結果、平滑筋肉腫と診断。
20XX+5年7月:5年後に再発。原発・卵巣・卵管切除。主治医から術後に有効な治療法はないと言われ、経過観察のみとなった。
20XX+5年10月:薬剤師の方で様々な治療法、免疫療法をご自身で探され、 再発予防を目的でプレシジョン免疫療法(樹状細胞ワクチン療法)を開始。
20XX+9年10月:6年前から肺の5㎜大の腫瘤があり、経過観察していたが、9㎜になったため切除。手術の結果、早期の肺腺がんと診断。腫瘍は完全に取り切れていたため抗がん剤の必要は無く終了。
20XX+13年現在8年間再発なく、現在半年に1回のプレシジョン免疫療法で経過観察中。
肺の腫瘤について:
免疫療法を開始する前から肺に5㎜大の小さな腫瘤があり、免疫療法開始後も大きさはほぼ変わらず、5年ほどの間に4㎜大きくなってきたため手術。詳しく調べたところ早期の肺腺がんということがわかりました。この肺腺がんについてもプレシジョン免疫療法のみで長期進行停止のまま維持していたと考えられ、5年間の間、肺がんによる増大や転移を抑えることができたと考えらえます。
治療期間・回数:
樹状細胞ワクチン療法(4ヶ月・7回投与)
費用:
樹状細胞ワクチン療法(約280万円/セット(7回))
副作用・リスク:
プレシジョン免疫療法の副作用は基本的にほとんど認められることはありませんが、未知の副作用等が起こる可能性は否定できません。以下に、可能性のある副作用等についてお示しいたします。
樹状細胞ワクチン療法)
成分採血時:めまい、吐き気(迷走神経反射)、口の周り・手足のしびれ等
細胞培養時:培養時の細菌等の汚染等
ワクチン接種時:注射部位の発赤、皮疹、発熱