転移を繰り返す直腸がんから、治療後6年間再発なく長期生存
直腸がん 46歳 女性
直腸がんのステージⅢbから回復し、6年間再発なく長期生存が得られた患者さまです。
診断名:直腸がん ステージⅢb
経過:
20XX年1月:直腸がんステージⅢb(リンパ節転移あり)に対して手術。
20XX年2月:抗がん剤開始するも副作用強く減量して継続。※その後、骨髄抑制が強く、抗がん剤は中止へ。
20XX年7月:肝転移を発見。同部位に対して手術。
20XX年9月:プレシジョン免疫療法(樹状細胞ワクチン療法)を開始。
20XX年10月:抗がん剤再開。
20XX年11月:CT上肝転移再度出現。
20XX+1年2月:同部位に対して手術。
20XX+1年12月:肺転移に対して手術。
上記の手術後は、抗がん剤使用せず再発なく経過。肺転移の手術後、6年間再発なく元気に過ごされており、現在もなお樹状細胞ワクチンは継続中。
治療期間・回数:
樹状細胞ワクチン療法(4ヶ月・7回投与)
費用:
樹状細胞ワクチン療法(約280万円/セット(7回))
副作用・リスク:
プレシジョン免疫療法の副作用は基本的にほとんど認められることはありませんが、未知の副作用等が起こる可能性は否定できません。以下に、可能性のある副作用等についてお示しいたします。
樹状細胞ワクチン療法)
成分採血時:めまい、吐き気(迷走神経反射)、口の周り・手足のしびれ等
細胞培養時:培養時の細菌等の汚染等
ワクチン接種時:注射部位の発赤、皮疹、発熱