ステージ4の肺がん、抗がん剤+プレシジョン免疫療法で、原発の縮小、胸水の消失、肝転移の消失、骨転移の縮小

肺がん 60歳 男性

診断名:肺がん(ステージIV)、両側肺門部リンパ節転移、胸膜転移、肝転移、骨転移(椎骨、仙骨)

内容:
進行肺がんのため手術はできないと言われ、抗がん剤を開始。それに並行してプレシジョン免疫療法(樹状細胞ワクチン療法)を開始しました。

画像:
肺がんは縮小し、PETにおいてFDGの集積はなく「活動性(viability)の消失した瘢痕組織」との結果。
その他、胸水消失、肝転移の消失、リンパ節転移・骨転移の縮小がみられました。

治療期間・回数:
樹状細胞ワクチン療法(4ヶ月・7回投与)

費用:
樹状細胞ワクチン療法(約280万円/セット(7回))

副作用・リスク:
プレシジョン免疫療法の副作用は基本的にほとんど認められることはありませんが、未知の副作用等が起こる可能性は否定できません。以下に、可能性のある副作用等についてお示しいたします。 
 
樹状細胞ワクチン療法)
成分採血時:めまい、吐き気(迷走神経反射)、口の周り・手足のしびれ等
細胞培養時:培養時の細菌等の汚染等
ワクチン接種時:注射部位の発赤、皮疹、発熱