【膵臓がん】免疫療法の組み合わせで膵臓がんの根治を目指す。

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膵臓がんステージⅢ。30代の患者様です。がんセンターで抗がん剤治療を開始するも、がんは日増しに増大。知人の紹介でプレシジョンクリニックの免疫療法も開始することになりました。遺伝子パネル検査の結果、免疫療法が効きやすいことがわかり、(殺細胞性の)抗がん剤は終了し、免疫チェックポイント阻害薬(キイトルーダ)と当院の免疫療法(樹状細胞ワクチン療法)の併用に切り替えました。
腫瘍は勢い良く縮小、腫瘍マーカーは正常値にまで改善。治療の副作用に悩むことなく、日常生活を送れるようになっています。次の目標である膵臓がんの根治を目指して、手術(Conversion Surgery)を目指します。

Conversion surgeryとは:
初回診断時,切除不能膵癌と診断され,非手術療法(non―surgical treatment:NST)を一定期間施行した結果、病勢がコントロールされた症例に対し、切除が可能と判断された場合に限定して施行される外科的切除のことです。近年、Conversion surgeryの有効性に関する報告が増えており,切除不能膵癌に対する新たな治療戦略として注目されています。

プレシジョンクリニック
医師 矢﨑